止まった場所を見定めて近づくと思った通り翅に傷みの無い奇麗なメスの「ヒオドシチョウ」だった。
ヒオドシチョウはテングチョウやキタテハと同じ成虫越冬だが、個体数が少なく越冬明けの姿を見られない年もある。東京都では準絶滅危惧種とされている。
暫くすると翅を閉じてしまい再び開くのを待っていたが斜面で足場が悪く位置を変えて数枚撮ると飛んでしまった。翅裏の色や模様は落ち葉や樹皮によく似ていて、翅を閉じていると見付けるのは難しい。
この後、2度ほど撮ったり飛ばれたりを繰り返したところで追う事をやめた。
間もなくエノキの枝先にたくさんの卵を産み付けて一生を終える。
あちこちのエノキをチェックして幼虫たちを探すのも楽しみだ。
2026年3月17日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 ヒオドシチョウ

