既に開花したヒメカンスゲに続いて「ミヤマカンスゲ」にブラシのような花が。
ではそろそろと見に行ってみると「ヨツシベヤマネコノメ」も咲いていた。
林内を歩くとあのラーメンのようなガス臭のような独特の香りが漂ってきた。
あたりを探してみると、やはり「ヒサカキ」のメス花が咲いていた。
広場では「コブシ」の花も咲き始め、fieldで最も早く咲くと思っている「カタクリ」は蕾にピンク色の花弁が見えあと数日で開花しそうだ。
もういるのではと探して歩いていると、ブーンと飛んで葉にとまった。
そう、昆虫のスプリングエフェメラル、ビロツリこと「ビロウドツリアブ」。
早春のこの時期にだけ姿を現す春の妖精だ。
長い口、褐色の毛で覆われた体に長い脚が何とも可愛らしい。
最初に発生するオスは左右の複眼が繋がっていてちょっとギャングっぽいが、少し後に出るメスは複眼が離れていて本当に可愛い!
2025年3月14日 狭山丘陵 イネ目カヤツリグサ科 ミヤマカンスゲ、ユキノシタ目ユキノシタ科 ヨツシベヤマネコノメ、ツツジ目モッコク科 ヒサカキ、モクレン目モクレン科 コブシ、ユリ目ユリ科 カタクリ、ハエ目ツリアブ科 ビロウドツリアブ