場所は3月3日にアオサギの幼鳥がアカガエルを咥えて飛び去ったのを目撃したビオトープだった。
早速行ってみると、水のたまった湿地に「ヤマアカガエル」の卵塊を見つけた。
岸辺にはまだ産んでそう経っていない大きな卵塊が複数あった。
他を探すと隣の水域には「ニホンアカガエル」の卵塊も見つかった。
今年は雨がほとんど降らなかった影響で湿地が干上がった所が多く心配していたのだが、今月最初の雪の日にまとまった雨が降ったおかげでほとんどの湿地に水が戻っていた。
そのお陰でこの日以降他の湿地でも卵塊が確認された。
ただ、暖かい雨が降っていないので一斉に集まってカエル合戦が行われる光景は見られていない。
この春は今後だらだらと産卵が続くのかもしれない。
2025年3月8日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル、ニホンアカガエル