最近FBの知人の方がタイトルの内容の論文を紹介されていた。
ニホンアマガエルと言えば日本各所で見られる誰もが知っているお馴染みのカエルでこれは大変!
という事で、早速調べてみるとニホンアマガエルは東と西で遺伝的に大きく異なる事が2016年に報じられていた。
そして今年さらなる詳しい研究結果が発表され、西日本の個体群をニホンアマガエル、東日本の個体群を新種ヒガシニホンアマガエルとしている。2つのグループのミトコンドリアの境界は西日本個体群が京都の一部、兵庫、大阪、和歌山以西、東日本個体群が京都、大阪、奈良以東とされ、外観では大腿部裏側の模様が、あるパターンのみ東日本の個体群に見られるようだ。
英文をWEB上で翻訳し概ね上記のような内容と思われるが、そのうち学会などで正式に発表されるだろう。
近年、トカゲやサンショウウオなどでもDNAの解析により従来の種のある個体群が新種とされているが、まさかアマガエルもそうなろうとは驚きであり今後もこの様な発見があるのだろうなぁ。
外見ではっきり区別できないのはややこしい・・・

今まで撮った各地のアマガエル

秋田県
ニホンアマガエル_秋田県.JPG



















埼玉県

ニホンアマガエル_埼玉県.JPG


















愛媛県
ニホンアマガエル_愛媛県.JPG



















宮崎県
ニホンアマガエル_宮崎県.JPG




















2025年2月26日 無尾目アマガエル科 ニホンアマガエル
カテゴリー 両生類
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