この冬は虫がなかなか見つからない。
例年観察しているコナラの低い枝が皆切られてしまい探せどコミミズクの越冬幼虫やシャクガの仲間の幼虫たちはまだ見つけられないでいる。特に通行に支障のない低い枝をなぜ切るのか理解できない!
先日ようやく見つかったキノカワガもあの場所だけだ。

されど鳥たちは冬鳥は種も数も少ないが、いつも通り。
この日すぐ目の前に現れた「ヤマガラ」。
ニーニー♪と賑やかだ。
ヤマガラ0124-1.JPG



















そういえばこの近くに大好きなエゴノキがあったなぁと思っていると、何かの種子を咥えていた。
エゴかなぁ?
ヤマガラ0124-2.JPG



















草地脇を歩くと一斉に飛び上がって枝にとまったのは「カシラダカ」だ。
少し開けた草地などで群れで見られる冬鳥だが、東京都のレッドデータブック2020ではこの地域で絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
カシラダカ0127.JPG



















中にミヤマホオジロが混じっていないか探したが見つからず、「ホオジロ」のオスがいた。
ホオジロはここでは留鳥だが準絶滅危惧に指定されており、共に生息できる草地が減ったことで数を減らしている。
ホオジロ0127.JPG



















林縁で見つけた「ルリビタキ」。
メスかと思ったがメスと若いオスはよく似ている。
さてどちらだろう?
ルリビタキ0121-1.JPG



















目の上の薄く白い眉斑と腹部脇のオレンジ色の羽毛の形状、その他から若オスではないかと思われた。
年を経て同個体を観察できるなら確実だが、そうでなければはっきりと特徴が出ていない若オスとメスの識別は難しい。まぁ、特にそこにこだわるつもりはないが一応気にしている。
ルリビタキ0121-2.JPG



















2025年1月 東京都 スズメ目シジュウカラ科 ヤマガラ、ホオジロ科 カシラダカ、ホオジロ、ヒタキ科 ルリビタキ
カテゴリー 鳥類
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