このところ昼は暖かいが、さすがに朝晩は厳しい冷え込みだ。
触って見たが、ゆっくりこちらを見るほどで活性は低い。

朝陽の当たる暖かい場所へ移動させた。
陽を浴びて暫くすると体を起こして少し元気になったように見えた。

昼になって再びどうしているかと探してみると、事務所の壁にとまっているのを見つけたが何だか違うような・・・

あたりを見渡すと少し離れた右の壁にもう一頭いた。
体の傷み具合からどうやらこちらが朝放した個体のようだ。
事務所は床暖房が入っていて、南向きの壁は陽が当たるうえにこの床暖房の暖かさで、毎年この時期オオカマキリたちが暖を取るため集まるのだ。

暫くしてみるとお互いの距離が縮まっていて、おいおい大丈夫かなぁと心配に思うのだった。
2024年12月1日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ