主にヒノキ樹林の林縁にはオカトラノオやヌスビトハギにクズ、まばらにタラノキやススキがはえている。
毎年ここで今の時期に「セスジツユムシ」のメスが見られる。
さて、今年もいるだろうかと牛歩で舐めるように見て歩いた。
クズの葉上でまるで葉脈に似せるかのように脚を広げているのを見つけた。
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まぁ普通に散策していれば全く気付かないだろうし、虫を探していても慣れていないと見つけることは難しいかもしれない。
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少し歩くと今度はススキの葉裏にいた。
頭から翅端まで黄色い筋があるが、これが一見葉脈のようにも見える。
体の色やピンと伸ばした触角、脚もまさに植物と一体化するように進化したのだろう。
今年もここで姿が見られて嬉しい!
セスジツユムシは開けた草地ではなく林縁で見られるので是非探してみて欲しい
セスジツユムシメス1002-3.jpg



















2024年10月2日 東京都 バッタ目キリギリス科 セスジツユムシ
カテゴリー バッタ目
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