そのしわざの主がいた。

「キアゲハ」の幼虫たちだ。
そう、ノダケはセリ目セリ科でまさしくキアゲハの幼虫の食草なのだ。
毎年この時期、田んぼのセリや林縁のノダケはキアゲハの幼虫たちで無残な姿になっている。
ノダケを食べて丸々と太った幼虫。

この葉では様々なステージの幼虫たちが見られた。

だが、自然界ではそれを狙うものがいる。
こちらではキアゲハを捕食している「オオカマキリ」がいた。
一つの株に数匹の幼虫がいればそこはもうオオカマキリのレストランだ。
以前フェンネルに付いたキアゲハの幼虫たちがあっという間に次から次へとやって来るキイロスズメバチたちの餌食になって壊滅してしまった。
たくさんいる幼虫たちのいくつが生き残れるだろう?
厳しい・・・

2024年10月2日 セリ目セリ科 ノダケ、チョウ目アゲハチョウ科 キアゲハ、カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ