イロハモミジの枝にとまっていたアオバハゴロモ似のハゴロモ。
以前知人から尋ねられて調べたところ外来のハゴロモ科とわかった種だ。
当時は和名が無かったが、今は「ヘリチャハゴロモ」と名が付いているようだ。
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アオバハゴロモは淡い水色が美しいがこの種は地色の黄緑色にさらに淡い色の斑が散らばってこれはこれで奇麗だ。
2015年に名古屋で確認されたと言われているが、生息域を拡大しているようだ。
前胸背の水色にオレンジ色の線が印象的!
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ここから移動した里山のシンジュの葉裏にいた、初見のイモムシたち。
黄色と黒の縞々模様はタイガースファンなのか?

このイモムシは蛾の仲間の「シンジュキノカワガ」の幼虫。
シンジュキノカワガは中国原産で風に乗って日本にやって来て繁殖するも寒い冬に耐えられず越冬は出来ないようだ。この夏も異常な暑さだったが、冬も暖冬が続けばいずれは対応して定着するのかもしれない。
成虫はまだ見たことが無い。

手入れされた雑木林の枝にいたアミガサハゴロモ似の別種。
この種もここ一年でMyFieldでも凄い勢いで増えている外来の「チュウゴクアミガサハゴロモ」。
名の通り原産は中国らしい。
様々な木々で幼虫が見られることからかなりの広食のようだ。
まだ羽化したてと思われ翅は奇麗で複眼も赤い。

その後、在来種の「アミガサハゴロモ」を見つけた。
チュウゴクと比べると大きさは小ぶりで翅の色や前翅外縁の白い白斑の形が異なる。
チュウゴクの繁殖の勢いを見るとアミガサ大丈夫かと心配だ。
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2024年9月12日 埼玉県飯能市(丘陵外) カメムシ目アオバハゴロモ科 ヘリチャハゴロモ、ハゴロモ科 チュウゴクアミガサハゴロモ、アミガサハゴロモ、チョウ目コブガ科 シンジュキノカワガ