そのお陰で明るくなりすごい数のマツの実生がグングン成長して環境は一変した。
8月末にその場所を歩いていると足元から大きめのバッタが凄い勢いで飛んで行った。ここでよく見られるのはクルマバッタモドキだが、この時なぜか種を確かめようと思い着地地点を探した。
するとそこにいたのはモドキではなくご本家の「クルマバッタ」だった!
東京都では準絶滅危惧種となっていてなかなか出会うことが出来ない種だ。
確かに今の環境はクルマバッタの好む裸地環境だ。
過去にこの辺りでは確認したことが無いのでいったいどこからやって来たのかわからない。
今までの経験から突然現れその後消えていく、この種はそんな印象だ。
狭山丘陵のfieldでコンスタントに毎年継続して見られる場所は見つからない。
クルマバッタの魅力は何と言っても歌舞伎役者のような目の周りの隈取だと思う。
体の模様もシンプルで本当にカッコイイ!バッタだ。
2024年8月24日 東京都 バッタ目バッタ科 クルマバッタ