そんな寒さの中、少し陽が上がると田んぼの周りでは「アキアカネ」のオスたちが飛び交っていた。
トンボの中では寒さに強く12月の末頃まで見られるが、まだ年を越して1月まで生き延びた個体は確認していない。
見られるのはオスばかりでメスは見掛けないなぁと思ったら水辺近くで褐色の個体を見つけた。
と思ったら・・・
飛んでこちら向きにとまった顔を見たら1対の斑がある。
「マユタテアカネ」のメスだった。
マユタテアカネはオスもすっかり姿を消していたのでついアキアカネだと思ってしまった。
メスはオスと異なり体全体が褐色で草の中にとまると、目を離すとどこにいたのか全くわからなくなってしまう。