過去にクロナガタマムシやラクダムシなどを見つけたが圧倒的に見る種が少ない。
どうしてだろうか?
この日も何も見つからず、「クロモジ」の枝先に春を見つけた。
まんまる花芽がぱかっと! はなかっぱ(知らない方ははなかっぱで検索)のように開いてつぶつぶの蕾が顔をのぞかせていた。
花開くまでもう少し。
隣の枝では細長い葉芽からふさふさの白い毛におおわれた葉っぱのこどもがにょきにょきと。
この白い毛は葉っぱのこどもを守っているのだろうか?
林をあきらめて湿地で探索。
池にアカガエルの卵塊あった。
ここで見られるアカガエルはニホンアカガエルとヤマアカガエル。
運よく並んで見られた手前がニホンで奥がヤマの卵たち。
同じ場所で親戚のアカガエルたちが仲良く棲んでいるのが興味深くて面白い!!
広場のコナラの幹に早春のフユシャク「シロフフユエダシャク」がいた。
この仲間では個人的に最もよく見る種だ。
昼の雑木林を歩けば目の前から次々と飛んでいく。
飛ばない方が、鳥などの天敵には見つかりにくいと思うのだが。
今の時期、時折歩きながら口ずさむ尾崎亜美の「春の予感」。
春の予感 そんな気分 時を止めてしまえば 春に誘われたわけじゃない だけど気付いて I've been mellow
あぁ、懐かしい・・・
2021年2月25日 埼玉県 クスノキ目クスノキ科 クロモジ、無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、チョウ目シャクガ科 シロフフユエダシャク