ササの茎に起用につかまっている。

手足が生えて水の中から陸へ上がった「シュレーゲルアオガエル」。
目の横に黒い線があるので一瞬アマガエル?と思ったがここにはいないので。
お尻にはまだ尻尾の痕が残っていた。
まもなく吸収されてなくなるだろう。

あれ、背中を怪我しているのかと思ったが、よく見たら枯葉の破片。
ちょっと心配したが、よかったよかった。
吸盤の付いた指が可愛い!

見渡すとあちこちに同じサイズのカエルたちがいた。
足元からはこちらの気配を察知してか、彼らを餌とするまだ幼いヤマカガシが一目散に逃げ去った。

カエルたちがいるということは自然が豊かな証拠。
小さな谷戸だけれど湧水が流れ田んぼや雑木林があり、ホタルが飛んでたくさんのカエルたちが棲んでいるいい場所だ。

無尾目アオガエル科 シュレーゲルアオガエル、有鱗目ナミヘビ科 ヤマカガシ