このところあちこちで群生して咲き始めてきた「ニョイスミレ」。
葉の形が僧侶の持つ如意に似ている事かららしいがそれ自体見たことが無い。
別名はツボスミレ、ツボは古語で庭という意味で庭に咲くスミレ。

タチツボスミレは今が盛りとあちこちで見られるが、その白花の「シロバナタチツボスミレ」。
距まで白いのがこの種でピンクがかっているのはオトメスミレという。
ほっと頬を染める恥じらいの乙女か。

ムラサキケマンの群落の中に咲いていた真っ白な「ユキヤブケマン」。
花の先端に紫色が残るのはシロヤブケマンだが、全て真っ白なのがこの種。
初めて見たがとても美しい。

2018年4月6日 東京都 スミレ目スミレ科 ニョイスミレ、シロバナタチツボスミレ、キンポウゲ目ケシ科 ユキヤブケマン