寄って見るとその塊はカメムシの幼虫だった。
葉の裏には成虫の姿も。
図鑑によると主にウコギ科やモミジ、ヤツデ、タラノキ、キヅタなどに寄生するが、ムラサキシキブの記載はない。
たまたまなのか?
ムラサキシキブには既に独特の冬芽が出来て越冬準備が出来ていた。

葉の裏には成虫が集まっている。
共に越冬環境としては温度差も大きく風も当たるので適した場所とは思えない。

別の葉の何かが糸で綴った隙間にも2頭の成虫がいたが、この葉も間もなく落葉するだろう。
冬本番までには別の場所に移動するのか、今後様子を見てみたい。
このカメムシ、越冬形態が卵、幼虫、成虫とすべてのステージが確認されているようで不思議!

2017年11月21日 東京都 カメムシ目ツノカメムシ科 アオモンツノカメムシ